秋月で販売されている「カラーグラフィックLCDモジュール」を、添付されている資料を基に製作してみました。
資料に載っている回路は、16F84Aを使った簡単なものなのですが、カラーグラフィックLCDモジュールの裏のシールドの半田をはずしてみたところ、その細かさに驚きました。
液晶モジュールのコネクタは、0.5mmの36ピンフレキケーブル用のものなのですが、このケーブルさえ手に入れば、回路をそのまま製作することはそれほど難しいことではないと思います。しかし、一般にはフレキケーブルは入手できないので、液晶モジュールの裏のパターンの何箇所かにリード線をはんだ付けしていく必要があります。
資料を見ると、ほとんどは大き目のチップ抵抗やチップコンデンサの片方につなげばよいようになっていましたが、DE端子(1ピン)をはんだ付けするチップ抵抗は小さすぎました。そこで、コネクタの1ピンにはんだ付けしました。また、不明な3本の端子は、チップ抵抗などがないためはんだ付けしませんでした。
初め動いたときには、スイッチを押し続けるとカラーバーが出るようになりましたが、これは、テストモードになっているようでした。資料の回路では、RGBに対応した3つのボタンを押すと、それぞれの色が画面いっぱいになるというものです。
はんだ付けなどを見直した結果、ようやくデモの意図した動作をするようになりました。ただし、押したボタンの補色になります。目的の色を出すには、その色のボタン以外の2つのボタンを同時に押すことで表示できます。
16F84Aのプログラムを変更して、押したボタンの色を表示するように直しました。
ボタンは同時に押すことが出来、合計7色表示できます。
表示には、バックライトが必要であり、冷陰極管点灯用のインバータで高電圧を印加する必要があります。
これだけきれいに表示できれば、ドット単位の表示で、きれいな画面が表示できるはずです。
「なる研」のサイトに解析情報があると教えていただきました。今は各色の6ビットを同じにしていますが、6ビットそれぞれを変えることで濃度を変えることが必要になるようです。
そのためには、コネクタに接続するフレキケーブルとコネクタの入手が必要となりそうです。探してみたのですが、コネクタが入手できないようでした。
代わりに、サンハヤトのフレキシブルコネクタ基板を利用する方法もあるようですが、厚みが薄くて、接触がよくないようです。
とりあえず、秋月版デモは、動作させることが出来ました。これから得られた経験は、基板にリード線をはんだ付けするのは難しいということでした。
先へ進めるには、コネクタの入手が決め手となりそうです。
なお、解析資料によると、この液晶モジュールは、画像を記録しておくフレームバッファ用のメモリを内蔵していないようで、表示している間、画像のデータを送り続けなければならないようです。つまり、本来は液晶表示コントローラが別に必要で、それを介してマイコンをつなぐようにしなければならないようです。
しかし、実験で画像を表示するだけなら、マイコンから画像のデータを繰り返し送り続ければよいようです。
電圧の具合にもよりますが、色はとてもきれいです。