« 「LCD&タッチセンサ」の温湿度計・カラーの製作 | トップページ | 「8ピンPICマイコン」のキッチンタイマの製作 »

2011年2月14日 (月)

18F24J11による静電容量計の製作

18f24j11capmeter トランジスタ技術2009年8月号の「PICマイコンを使った”静電容量計”の製作」をみて、PIC18F24J11を使った静電容量計を製作しました。

18F24J11には、タッチセンサを容易に製作できるように端子容量の充電時間を計測するための、充電時間測定回路(CTMU)が内蔵されています。CTMUを用いることにより、基板上にタッチパッドを作るだけでスイッチとすることができます。

この製作記事では、タッチパッドによる静電容量式タッチセンサを作れることを示すことが目的ですが、同じ回路を応用して、コンデンサの静電容量も測れるようにしたものです。

写真の下部には、タッチパッド用の端子が3つあります。感光基板のパターンデータが入手できなかったので、蛇の目基板で製作しましたが、タッチパッドは、リード線の切れ端を使い、ロの字型に囲ってみました。プログラムには、タッチパネルのテスト用のモードがあり、タッチすると数値が低くなるのが分かります。

製作記事では、PIC18F24J11を使用していますが、手元に18F26J11があったので、これを使ってみました。メモリサイズが違うだけの同じファミリのPICは、HEXファイルがそのまま使えますが、ダウンロードしたHEXファイルは、表示が出ないようだったので、コンパイルしなおしてみました。ライブラリのヘッダーファイルがなかったり、液晶表示のライブラリ自体も、先頭でインクルードしている部分や、ポートの定義がなかったのですが、回路図から推測して追加しました。

いつもなら、18F24J11でコンパイルしておき、18F26J11として書き込みを行なうところですが、ライブラリのファイルの修正などを行なったので、読み込むヘッダーファイルを18F26J11に変更して、18F26J11としてコンパイルしました。

なお、回路図では、3端子レギュレータが、5V用となっていますが、18F24J11は、VDDが3.3VなのでTA48M033に変更し、液晶モジュールの電源だけを5Vとしました。また、セラロックが20MHzとなっていますが、プログラムを見ると、HSPLLで40MHzとなっていたので、10MHzのセラロックに交換しました。

回路図、ライブラリに若干の不備がありますが、プログラムの動作は問題ないようです。静電容量計としての精度はまあまあですが、タッチセンサの評価には十分でした。タッチセンサは、ちょっと触っただけでも反応してしまうので、良く見かけるタッチセンサのように、タッチパッドの周りをOリング(?)によって囲んでおき、指を強く押さないとタッチパッドに触れないようにしたほうが良いと思います。

18F24J11のタッチセンサは、タッチパッドの端子の容量を充電にかかる時間で測るようになっており、16F1938などに内蔵されている、容量により周波数が変化することを測定するものとは異なります。どちらが良いのかを較べるためにも利用できました。

« 「LCD&タッチセンサ」の温湿度計・カラーの製作 | トップページ | 「8ピンPICマイコン」のキッチンタイマの製作 »

製作」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 「LCD&タッチセンサ」の温湿度計・カラーの製作 | トップページ | 「8ピンPICマイコン」のキッチンタイマの製作 »

フォト
無料ブログはココログ
2016年6月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

USBとマイコンの参考書購入