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2011年2月11日 (金)

「LCD&タッチセンサ」の温湿度計・カラーの製作

Lcdtouch_onshitsudo_color 書籍「LCD&タッチセンサ活用の素」で紹介されている温湿度計・カラーを製作しました。

これは、温湿度計・モノクロと機能は同じですが、液晶表示にZY-FGD1442701V1という、128x128ドットのカラー液晶モジュールを使用しています。

温度計にMCP9700A、湿度センサにHSM20Gを使用していることは変わりなく、また、タッチスイッチによって入力することも変わりありません。

書籍では、LCD表示の使い方のまとめとして、カラーの液晶の使い方にもふれ、自作機器にカラー液晶を使いたいときにも利用できるように、動作の解説と、ドライバーの提供をしています。カラーの表示になると、モノクロでは良く分からない部分も、見やすく表示することができ、このZY-FGD1442701V1は、900円という低価格でありながら、TFT液晶なので、鮮明に表示することができます。

液晶表示モジュールの電源電圧が、2.6V~3Vということで、標準で2.8Vなので、この温湿度計の電源電圧は、2.8Vのレギュレータで安定化されています。ただし、バックライトは3V~3.3Vとなっており、標準で3.2Vなので、安定化された電圧でなく、5V電源を電流制限することで供給しています。液晶モジュールのデータでは、3V電源とすれば、電源、バックライトともに供給できるとなっています。

書籍では、この液晶モジュールを使うために、コマンドの解説があり、12x12ドットの漢字を表示するためにフリーのフォントデータを利用する方法も書かれています。全ての漢字を表示するためのメモリがないので、温湿度計で使用する漢字のみを抜き出して使用しています。

液晶モジュールのZY-FGD1442701V1の端子は、フレキシブルのケーブルとなっており、キャリーボードを使用することもできるのですが、この製作では、感光基板により、ピッチ変換基板を製作して使用しています。パターンは、0.5mmほどの細さになるのですが、感光基板でも何とかなるようです。私の場合、エッチングがあまり良くなくて、パターンが細くなりすぎ、うまく表示しない原因を調べたら、パターンが切れていました。切れたパターンの上にリード線をはんだ付けするなどして、うまく動作するようになりました。

自作で、この液晶モジュールを使用するときには、キャリーボードを使用したほうがよいかもしれません。この製作のためのソースプログラムには、液晶モジュールのドライバーファイルがあるので、利用するのは容易のようです。

書籍のもうひとつの課題であるタッチセンサですが、パターンによりタッチパッドを作るだけでスイッチとすることができるのですが、静電気がたまったときにも誤動作があるようで、安定していないような気がします。この製作例では、タッチパッドは、裏側にあり、基板を通して容量結合するので、反応が悪いような気がします。表にタッチパッドを貼り付けたほうが良いように思います。

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