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2011年2月 4日 (金)

DSTARクロスバンドブリッジの製作

Crossbandbridge DSTARにおいて、無線機で受信したDV信号は、パケットなどに使われるDATA端子に出力されます。この信号は、復調されないままのDSTAR(DVモード)の生の信号です。この出力を、もう1台の無線機にDATA端子に入力すると、2台目の無線機はDSTAR(DVモード)の電波を送信することが出来ます。2年ほど前のCQ誌にそのような回路が出ていました。

本来であれば、DVモードの電波は、DVモードに対応した無線機で受信し、復調が行なわれた後の音声信号などを、もう1台の無線機のマイクやデータへ送り込むことが必要です。しかし、DVアダプタという、FMモードしかない無線機でも、DATA端子から取り出した信号を復調できる機器があり、DATA端子にDVモードの全ての情報が出力されていることが分かっていました。したがって、2台の無線機のDATA端子どおしを接続することで、転送できることが可能となりました。

このクロスバンドブリッジは、ID-800のDATA端子出力に一方をつなぎ、もう一方にIC-2820のDATA端子を接続したとき、ID-800は、144MHzのFMモード、IC-2820は、430MHzのFMモードに設定し、144MHzの同じ周波数に設定したID-91から、ID-800にDVモードの電波を送ることで、結果的にIC-2820から430MHzのDVモードが出力されるというものです。IC-2820からのDVモードの電波は、430MHzに設定したID-92で受信できます。

まとめると、
ID-91(144MHzDV)->ID-800->クロスバンドブリッジー>IC-2820(430MHzDV)->ID-92となります。
ID-800は、144MHzの単一周波数とし、IC-2820は、430MHzのレピータ周波数(DUP設定)とし、ID-91は、144MHzの単一周波数で、DUP、Offset=0としますと、レピータへもアクセスできます。

ただし、どのような無線機でも対応できるかというと、そういうわけにはいきません。DVアダプタでも、無線機によってうまく接続できない場合があり、そのような時、ほとんどの場合、DATA端子にDC分が出ている場合や、極性が反転している場合などがあります。

DC分が出ている場合、コンデンサでカットするなどの対応でうまくいくことがありますが、このような対応を行なっても、全ての無線機で使えるわけではありません。実験でうまくいったのは、FT-817->クロスバンドブリッジー>IC-2820の一方向でした。

個々の無線機に対応していくことで、対応する無線機が増えていくと思います。

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