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2010年12月 3日 (金)

「手作りトランシーバ」の、50MHzCWTX+クリコン

Tezutra_50mhzcwcrykon 書籍「手作りトランシーバ入門」の中で、実用的なパワーのものが少ないのですが、50MHzCWで500mW程度なら実用性もあるのではないかと思います。

50MHzSSB/CWトランシーバを製作して、実用性の高いところへ踏み込んだと思ったのですが、書籍の製作方法として、基本回路を用意しておき、それらを組み合わせていくという方法とは違うように思います。確かに、複雑な回路構成にすると、個々のブロックも複雑になり、実現するために集積回路を使いたくなります。集積回路を使うと、大半の機能を備えているため、少数の外付け部品を追加するだけになってしまいます。

この50MHzCW送信機とクリコンは、基本回路を組み合わせる方式となっています。また、送信部と受信部はまったく独立しており、単純な構成になっています。しかし、送信機は、2SC2053を使用したものとなっており、500mW程度の出力が期待できます。始めのころに製作した機器では、送信出力が10mWというものもあり、それに較べて大きく進歩したものとなっています。

Tezutra_50mhzcwcrykon_inside受信部は、50MHzから7MHzに変換するクリコンとなっており、親受信機として7MHzの受信機が必要になります。通常のクリコンは、局発が43MHzに固定されたものですが、このクリコンは、43MHz台のVXOとなっており、親受信機の周波数が7MHzに固定されます。これは、7MHzの中間周波受信機を用意すれば、受信機が完成することを示しています。

ケースには、親受信機を入れる部分も考慮し大きめなものを使っています。基板は小さく収まっても、ツマミが窮屈になってしまうからです。

調整は、VXO、送信部、受信部(クリコン)の順に進めました。送信のVXOは、安定に発振し、50.08MHz~50.130MHzぐらいをカバーするようです。また、送信のパワーも、書籍の280mWより大き目の500mWが出るようでした。調整は、ほとんど、出力が最大になるようにコアを調整するだけで済みました。受信のVXOの調整に入り、発振が安定しないことが分かりました。発振はするようなのですが、バリコンを廻すと発振が止まったり、出力が大きく変化するなどです。また、43.1MHzの3分の1の14.366Mhzを受信機で聞いてみると、周波数がふらふらしているようです。FMハンディー機などで聞くと43.1MHzはFMとしては安定しているようなのですが、CW用のクリコンなので、ふらふらしていては使えません。発振回路は基本回路と同じなので、43.1MHzの水晶が問題としか思えません。

結局、43MHzの局発が安定しないため、クリコンの調整は先送りとしました。局発が安定すれば、周波数変換は動作するようです。

クリコンがうまく動作しないので、未完成のものとなりましたが、送信部だけ見ると、かなり良い感じです。クリコンが動作しなくては、親受信機を作りこむことも出来ません。43.1MHzの水晶などを探してみることにします。

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