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2010年10月11日 (月)

「手作りトランシーバ」、1.9MHzCW送信機の製作

Tezutra_19mhzcwtx 書籍「手作りトランシーバ入門」の中で、送信機と受信機が別になっているものに、1.9MHzのCW送受信機があります。ひとつのケースに送受信機を入れると、共通部分が共用できて、回路が簡単になったり、操作性が良くなったりしますが、小さくまとめなくてはならないので難しくなります。

すでに作った1.9MHzCW受信機は、スーパーヘテロダインとなっており、調整もすこしむずかしかったのですが、この1.9MHzCW送信機は、ケースに同じものを使い、デザインをあわせているので、回路構成が簡単で済む送信機では、ゆったりとしたものとなっています。

回路は、このような低い周波数では難しいVXOとはせず、VFOとしています。通常、VFOでは温度特性などを考慮して、コイルやコンデンサに温度特性の良いものを選びますが、ここでは、FCZコイルと通常のコンデンサを使用しています。周波数が低いので、変動はあまり大きくないのですが、電源を入れたときには30分ほど置いて安定してからのほうが良いようです。

Tezutra_19mhzcwtx_inside回路構成は、VFO(2SK241)+緩衝バッファ(2SK241)、前段増幅とキーイング(2SC1815)、終段増幅(2SC2078)という構成で、出力3Wを得ています。

いままでとは、VFOを使うことと、終段出力3Wという点が大きく異なっています。

VFOは、受信時に電源を切っていると安定性が悪いので、発振したまま周波数を5kHzほど高くなるようにしています。電鍵操作により、2SC1815によって電力を送り込むと同時に、周波数も送信周波数に戻すようにしています。

送信出力が3Wというのは、これまでありませんでしたが、2SC2078をヒートシンクにつけて使用することで可能にしています。通常使うにも、3Wあればかなり安定に通信できると思います。

調整は、VFOの周波数範囲を合わせることから始めます。可変範囲はすこし広めの60kHz程度です。温度変化で発振周波数が変化しても、ダイアル範囲から外れないための対応です。送信出力は、はじめ30mWぐらいしか出ませんでした。前段のエミッタに入っている47Ωを減らすと出力が増えるようなので、20Ωに変更しました。連続送信すると、ヒートシンクが熱くなりますが、CWなので問題ないようです。

1.9MHzの送信機と受信機が揃いましたが、アンテナを張るのはなかなか大変です。前に、HFのアンテナにアンテナチューナを入れて無理にチューニングしたことがあったことを思い出しました。

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