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2010年10月22日 (金)

秋月、H8/3069マイコンボード(DRAM無し)

Aki_h83069board 秋月から販売されている、H8/3069ボードは、LAN機能のついたものもありますが、それのないものがあります。これは、イーサネットを使わない応用で有利ですが、さらに、値段が安くなり、2000円で使えるようになっていました。H8/3069マイコンボードは、完成品で、開発ソフトの入ったCDROMも付属しています。

値段から考えて、これは有利だと考えたのですが、開発環境は、従来のアセンブラと、Cygwinで使用するGNU-Cとなっていました。GCCを使用すると、C言語で開発ができて便利なのですが、H8_OSをあわせて使うことを前提にしているようです。確かに、イーサネットやUSBを内蔵したボードであれば、ドライバとして使うことで簡便になり便利かもしれませんが、LEDを点滅させたり、AD、DA変換器を使うのであれば、H8_OSは必要ありません。

あわせて購入したH8/3052ボードでは、単独で動作するプログラムとなっていますので、それを見習って、リンクマップファイルと、スタートアップファイルを製作しました。基本的に、H8/3052のものでよいのですが、ベクタアドレスの異なっているものや、内蔵周辺機器の違いがあるものがあるので修正が必要です。

ファイルを変更してコンパイルすると、H8_OSがなくても動く、単独プログラムとなりましたが、GCCには、最適化機能があるようで、例えば、割り込みの中で変化する変数を参照して、変化したら次へ進むようにプログラムすると、関数の中では、変数を変化させる要因がないため、変わることがないものとして最適化されてしまいます。つまり、判定文が削除されて無限ループとなってしまいます。これは、その部分で他の関数を呼ぶことで最適化されないようにすることが出来ます。

H8/3068ボードは、低価格で、ピン数も2列にまとめられていて製作が容易なのですが、電源とGND端子が1箇所にしかありません。マザーボードで外部に配線すると、GNDラインを引き回さなければなりません。また、電源の供給は、DCジャックが基板上にあり、ACアダプタを基板に差し込むことで動作させることが出来ますが、マザーボードに取り付けたとき、マザーボードから電源を供給することが出来ないので、電源スイッチを設けることができないという欠点があります。RS232C端子も基板上にあり、DSUBコネクタをマザーボードにつけた場合、ケーブルを引き出すことが必要になります。

このようなことから、H8/3069ボードは、マザーボードは、周辺機器を着けるために使用し、「マザー」ではないということが分かります。マイコンボードだけで使えば、電源も、RS232Cも直接接続できて簡単に使用することができます。これは、開発者の設計思想によるものなのでしょう。

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