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2010年9月27日 (月)

CQ誌の、6U8ステレオアンプの製作

6u8stereoampCQ誌、2009年10月号の6U8ステレオアンプを製作しました。「電子工作を始めよう」シリーズは、トランジスタを使って、簡単な送信機や受信機を製作する工作を毎回取り上げていましたが、その中で唯一真空管を使って製作しています。

いまでこそ、トランジスタなどの半導体で出来ないものは少なくなってきましたが、30年ほど前は、真空管を使ったラジオや無線機などが、まだまだ使われていました。

いま、逆に真空管を使ったオーディオアンプを製作するのが、静かなブームとなっているようです。オーディオアンプというと、6BM8という真空管が思い浮かびますが、3W以下の出力のアンプが作れるものだったと思います。いま、6BM8を購入しようとすると、ペアチューブが1万円もするようでした。

6U8は、チューナーなどの周波数変換などにつかう真空管ですが、入門者が真空管を使ってみるには最適なようです。6U8は、3極管と5極管が1つになった複合管ですが、3極管で増幅したあと、5極管で電力増幅します。しかし、ここでは5極管のプレートとスクリーングリッドを接続した3極管接続としています。

6u8stereoamp_view 電圧もすこし低めですが、トランスの2次側のAC100Vを全波整流した140Vとしています。トランスの2次側が100Vというトランスはあまり見かけませんが、「ラジオ少年」の通販で入手できるものです。

ラジオ少年は、真空管製作を手助けする団体で、安全のために、100Vという低い電圧のトランスを供給しているようです。

ケースには、前に1T4再生ラジオを製作したものを使用しました。トランス類が大きいので、ケースはすこし窮屈ですが、真空管を横に設置することで収めることが出来ました。電池管の1T4では、熱をほとんど出さないのでこのケースに収められたのですが、6U8は、6.3Vのヒータ電圧を印加するのでそれなりに熱を出します。ケースの蓋をするとすこし熱くなるようですが、プラスティックのケースでも、熱で溶けることはないようです。

6U8では、1W程度の出力になるようですが、6BM8時代に使われたスピーカ、パイオニアPE-16は、ちょうどこのくらいが適当な出力でした。1W出力というと、イヤホンアンプも適当ではなきかと思い、イヤホンにつないで見ました。音量は適当なのですが、音楽が無音になると、小さくハム音が聞こえました。電源の平滑回路を見ると、100μFが2段あるだけなので仕方ないところです。音楽が鳴っているときには、ハム音はほとんど気になりません。

製作記事に、「FMラジオをつなぎ、深夜放送をクリアな音質で楽しみたい」と書かれているのにピッタリだと思いました。スピーカでは、ハム音はまったく聞こえませんでした。

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