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2010年7月13日 (火)

「手作りトランシーバ」、7MHzトランスバータの製作

Tezutra_7mhztransverter 書籍「手作りトランシーバ入門」では、簡単なDSBの構成から複雑なSSBの構成まで、段階的に組み立てていくことが出来ますが、SSB方式とするためには、片方の側波帯を削る水晶フィルタが固定周波数のため、スポット周波数のトランシーバしか作ることが出来ませんでした。

14MHzのスポット周波数のSSBトランシーバを以前に製作し、SSBを発生させるための基本がわかりました。しかし、固定周波数で、QRPでは、実用するのが難しいようです。

市販のSSBトランシーバなどでは、9MHzなどの固定周波数でSSBを発生し、それを周波数変換することで、目的のアマチュアバンドの周波数を作り出します。これと同じように、14MHzの固定周波数のSSBトランシーバをSSBジェネレータとして、その後に周波数変換するトランスバータを置くことで、周波数が変化できるSSBトランシーバとすることができます。

書籍では、14MHzSSBトランシーバを親機とし、7MHzへ変換するトランスバータを製作しています。14MHzはUSB、7MHzではLSBであるため、トランスバータの局発は21MHzのVXOとして、LSBに変換するようにしています。

21MHz帯のVXOは、10.695MHzの水晶を2逓倍して21.343~21.388MHzを作り出していますが、発振周波数がうまく下がらなかったので、7.050~7.075MHz付近しか送受信できませんでした。しかし、割合広くカバーすることが出来ました。

調整は、VXO~送信~受信という順番ですすめましたが、親機の14MHzSSBトランシーバを送信状態にし、音声を加えたままにして、コアの調整を行いました。FT-817で受信しながらもっとも信号が強くなるように調整しましたが、終段がいつも使うトランジスタよりもパワーが大きいものなので、500mW以上の出力となりました。

受信は、FT-817で電波を出して、良く受信できるようにコアを調整するだけですが、周波数変換、クリスタルフィルタとも、とくに調整するところはありませんでした。

送信の周波数変換に、TA7358Pを使用していますが、機能の一部しか使っていませんがうまく動作させることが出来ました。このICを多用して製作するトランシーバもあるので、うまく動作させる感じをつかめたような気がします。

この7MHzトランスバータは、14MHzSSBトランシーバと組み合わせて使うものですが、2つを1つに組み合わせたトランシーバの製作記事もあり、その大変さが分かります。それらを部分に分けて製作したことにより、1つにまとめたトランシーバもうまく作れるような気がしてきました。

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