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2010年6月13日 (日)

「手作りトランシーバ」14MHzSSBトランシーバ

Tezutra_14mhzssbtranSSBを発生するためには、クリスタルフィルタかPSNなどを使うことが必要ですが、クリスタルフィルタを使うのが高価なため、書籍「手作りトランシーバ入門」のほとんどの製作がDSBとなっています。

この14MHzSSBトランシーバでは、安価な14.318MHzの水晶発振子を使うことによりラダーフィルタを構成しています。

ラダーフィルタは、水晶発振子を2つ使うUSBラダーとなっており、バラモジで発生したDSBのLSBをカットします。しかし、クリスタルフィルタでカットするということは、ラダーフィルタの周波数が固定なため、送信周波数もこの周波数に固定されてしまいます。

これまで製作したDSBトランシーバでは、任意の周波数で発生できたので、VXOで周波数を変えることができましたが、この14MHzSSBトランシーバは、固定周波数です。しかも、都合の良い周波数に固定されているというより、ラダーフィルタの都合で固定されています。もちろん、14MHz帯の範囲なので交信することは可能ですが、主な使い方としては、この後に周波数変換を加えてトランスバータとしてその他のバンドでの運用ということになるでしょう。

SSBトランシーバの多くは、9MHzなどの周波数でSSBを発生させ、周波数変換することで目的のバンドに変換していると思いますが、その9MHzSSBジェネレータとしての役割となると思います。それでも、SSBを発生させることができるのは魅力です。

Tezutra_14mhzssbtran1このトランシーバは、パワーが20mW程度なので、この後にブースタが必要になると思います。また、トランスバータをこの後につける場合も多いと思います。そのため、送受信の切り替えは、トグルスイッチによるのではなく、リレーによって行います。リレーの切り替えは、マイクのPTTスイッチで行います。

送受信の切り替え信号は、この後につながるブースタやトランスバータにも伝えることになりますが、送信電波に直流を重畳して送り出しています。ブースタなどでは、重畳された直流信号によって送受信を切り替えることになります。

SSBとすることによって、実際の通信を行なう際にも同調が取りやすくなりますので、より実用的になると思います。このSSB発生機構はは、他の製作においても、SSBジェネレータとして使用しており、それらの製作の調整の練習にもなると思いました。

ラダーフィルタの周波数特性が先に決まっているので、良好なSSB信号(片方の側波帯だけにする)とするには、キャリアポイントのほうを調整します。それによって良好なSSBとなった周波数が、送信できるSSBの電波の周波数となります。

色々と制約はありますが、受信した電波がSSBとなっているのを確認すると、次へのステップを上がったような気がしました。

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