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2010年5月26日 (水)

寺子屋キット、電界強度計の製作

Terakoya_denkaikyoudokei電界強度計の使い方は色々あると思いますが、この電界強度計は、アンテナの特性を測定するように作られています。

寺子屋キットの、「アンテナ特性測定用電界強度計」は、50MHz、144MHzまたは430MHzのいずれかを選んで製作し、モノバンド用として使用することができます。

回路は、モノバンドの同調回路と検波回路からなり、その後に、メータを振らせるためにオペアンプを使った増幅器が追加されています。オペアンプの利得を変更することで感度を切り替えることができるようになっていますが、受信回路はゲルマラジオと同じで、高周波増幅回路などはないので、近隣から発射される強い電波しか受けることは出来ないようです。

アンテナ端子はBNC型となっていて、外部アンテナを接続できるようになっていますが、試していないのですが、無線として送られてくる電波を受けてメータを振らせることは難しいかもしれません。一応、キット名のように、アンテナ測定用としてであれば、受かる電波が強いので十分使えると思います。

Terakoya_denkaikyoudokei_insideメータを振らせるための増幅回路は汎用のプリント基板に組み立てますが、同調回路などは空中配線となります。キットの説明書には、組み立てる順序が示されていますので、それに従えば確実に組み立てることが出来ます。

ケースは、他の寺子屋シリーズでも使われている穴あけ済みのアルミ板の折り曲げで作ります。蓋のネジ止めの穴は、タップが切られていないので、セルフタップネジを使ってタップを切っておきます。

メータは、とくに目盛りをつけることはしませんが、VUメータ用のものなので、デシベルによる減衰値を読み取ることができます。なお、感度切り替えは、大体10分の1ですが、正確ではないので、スイッチを切り替えても、10dBの減衰とはなりません。

Terakoya_denkaikyoudokei_coil 受信周波数として、50MHz、144MHz、430MHzから選ぶことが出来ますが、それは、アンテナコイルの変更によって行います。50MHzとして製作するときには、0.8mmスズメッキ線で、11tのコイルを作ります、144MHzとして製作するときには、0.8mmスズメッキ線で3tのコイルを作ります。430MHzとして製作するときには、さすがにUHFということで、1mmスズメッキ線5cmを使って、U字型に曲げたものを使います。430MHzでは、ポリバリコンも20pFx2を両方使って同調を行います。

写真では、ポリバリコンの上に見えるU字型のスズメッキ線が同調コイルです。

430MHzでは、十分な受信感度が得られるかが心配でしたが、電界強度計にホイップアンテナをつけ、ハンディー機で430MHzを送信しながらポリバリコンを廻すと、メータがフルスケールまで振れました。電界強度計のすぐ近くで電波を出しているときには感度は十分のようです。

アンテナから電波を出し、この電界強度計で測定しながらアンテナの向きを変えれば指向性などを測定できると思います。

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