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2010年5月27日 (木)

CQ誌の、1T4再生式ラジオの製作

1t4radioトランジスタやICを使えば、小さくて性能のよいラジオが作れるのですが、真空管の時代(まだ40~50年前のこと)には、 少ない真空管によって如何に性能の良いラジオを作るか研究の中心でした。

その中で、再生式ラジオというのがありますが、真空管を発振寸前に調整することで感度、選択度を上げようとするものです。

CQ誌、2008年10月号には、電池管1T4を1本使った再生式のラジオの製作が出ていました。真空管1本といっても、トランジスタを2石使っています。

1T4は、3極管接続とし、グリッド検波としています。検波された音声は、トランジスタによって増幅されてクリスタルイヤフォンを鳴らします。再生検波というと、真空管のプレートから同調コイルにコイルを巻いて帰還する自励式が使われますが、このラジオでは、別の発振器を用意する他励式となっています。発振回路はトランジスタによって作られています。

結局、これは3球再生式ラジオと同じです。

製作記事では、同調コイルに330μHのインダクタを使い、アンテナを外付けすることで受信を行いますが、バーアンテナを使えば、バーアンテナ自体が電波を受けるのでアンテナが必要なくなります。そこで、同調コイルは、330μHのバーアンテナとしました。これに合うポリバリコンは、40pF~260pFとなります。

電池管ということで、電源は乾電池です。ヒーター用の1.5Vと、B電圧用の18V(006Px2本)を内蔵しています。

1t4radio_inside製作記事の写真を見てケースを選んだのですが、値段の安いプラスティックケースにしました。バーアンテナが内部にあるので、プラスティックでよかったようです。

電池管の配線も簡単で、トランジスタの回路も可変抵抗やイヤフォンジャックの端子の間を空中配線したので、ケースの中はなにもありません。

組み立ててみたら、もっと小さなケースでよいことが分かりました。電池管は発熱がほとんどなく、大きなケースである必要がありません。

電池管1T4は、直熱ヒーターとなっていますが、1.5Vの電池をつなぐとすぐに動作するようで、電源を入れてヒーターが温まる時間待たされるということが在りません。

電池内蔵で、バーアンテナということでアンテナをつなげる必要がないので、持ち運びが簡単です。再生式ということで、発振ぎりぎりに調整するのが面倒ですが、感度選択度とも十分でした。

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