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2010年3月25日 (木)

CQ誌の、FT-817コントローラの製作

Ft817_controller CQ誌の2010年3月号に、FT-817をCAT端子によって制御するコントローラが出ていました。

CAT端子は、4800/9600/38400bpsのいずれかで、5バイトのコマンドで制御できるもので、周波数やモードなどを離れたところからコントロールできます。

製作記事のコントローラは、マイコンにH8/3664を使用し、16個のタクトスイッチによるテンキーで設定できるようになっています。FT-817のCAT端子は、RS232CレベルではなくTTLレベルなので、コントローラのほうも74HC00のバッファがあるだけです。(パソコンにつなぐときには、CATケーブルにレベル変換ICが入っています)

電源もCATケーブルから供給されるので、コントローラは非常に簡単なものとなっています。

私も、H8/3664に液晶モジュールをつないだものを良く作りますが、その結線はまったく同じになっていました。製作記事に出ている写真を参考にして製作しましたが、持ち合わせの液晶モジュールなどを使用しているので若干の違いがあります。

キーボードは、4x4のマトリクスになっていますが、4本の信号を順に走査して残りの4本で読み取る方式ではなく、ダイオードを多数使用して、タクトスイッチを押すと、それにつながった上位4ビットのうちの一本と、下位4ビットのうちの一本がLレベルになるように作られています。回路は面倒になりますが、走査しないで読み込むことができる方式になっています。

電源を入れてみると、液晶に145.00000が表示され、FT-817も同じ周波数になりました。テンキーで周波数を入力して、「EXC」キーを押すと、FT-817の周波数が変わりました。「FUNC」キーによりモードの変更も出来ました。

しかし、FT-817のダイアルを操作しても、コントローラのほうに変化はありません。つまり、コントローラから無線機への一方通行です。

コントローラで操作できるのは、一般的な操作のみで、設定などは無線機で行なわなければなりませんので、無線機で操作したものがコントローラへ反映しておきたかったと思いました。

製作記事の著者は、プログラミングに余りなれていないとかかれていましたが、キーのチャタリングの処理などは簡単なもので、使ってみた感触はあまり良くありません。無線機の操作がコントローラに反映しないことも含めて、このコントローラでFT-817を制御して交信を行なうことはあまりなさそうです。

このコントローラは、実験的には非常に優れた成果を挙げたと思うのですが、実用性についてはもう一歩という感じでした。

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