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2010年1月29日 (金)

プリント基板で作る、テレビ表示装置の製作

Pcb_tvvideo 書籍「プリント基板で作るPIC応用装置」の、テレビ表示装置を製作しました。I2Cスレブとして動作し、I2Cマスタから送られてきたコマンドで、テレビ画面に描画します。

画面は、256x192ドットで、文字を表示するときには、32x24文字となります。5つのコマンドがあり、点、直線、LOCATE、半角文字表示、16進表示ができます。

音声の出力機能もあり、濁ったビープ音が出ます。濁る理由は、音を出すためにソフトディレイを使用しているのですが、音が出ている間も画面表示のための割り込みが入るためです。

Pcb_tvvideo_display 電源を入れると、画面に文字と点線と、日付時刻が表示されます。これは、テストのためのもので、動作が確認された後は、プログラムから削除すれば、画面を自由に使えます。

I2Cマスタから、斜めの線を引くコマンドが送られてきて表示されますが、I2C伝送は、あまり調子よくないようです。原因は、画面表示の割り込みルーチンと、I2C受信の割り込みルーチンがともに裏レジスタを使用するようにプログラムされており、割り込み優先度により、I2C受信割り込み中に表示の割り込むが入ると、「裏レジスタの裏は表」となって、退避が破壊されてしまうからでした。これには、I2C割り込みのルーチンの属性から、shadowパラメータを削除することで、ソフトスタックに退避するようにすることで解決します。

ビデオ出力回路も修正の必要があります。ビデオ信号は、正と負が対称な波形ではないので、直流分も伝送しなければなりません。コンデンサでカップリングして直流分が伝わらないと、画面が白になっているときと黒になっているときで同期信号のレベルが変わってしまいます。基板の、ビデオ出力の470μFをショートすれば問題ありません。

若干、練りの甘いところがありましたが、出来たビデオ表示装置は、情報量の多い表示装置として利用できそうです。I2Cマスタを用意すれば、かなり使えるものとなりそうです。

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