超低コストガジェットの、GPS-USBの製作
書籍「超低コストインターネット・ガジェット設計」の第7.7章、GPS-USB設計では、USBプロトコルスタックのlibusbを使って、GPSから時刻を読み取り、表示するアプリを製作しています。
USBプロトコルスタックの中で、一番簡単な使い方を示すことで、動作することが出来たあと、自分でプロトコルを勉強するように導いています。
このGPS-USBでは、GPSから送られてくる、4800bpsのNMEAフォーマットの中から、RMCセンテンスを取り込むことで、その中の時刻の部分を切り出すようになっています。
オーム社のサイトからダウンロードしたプロジェクトにあるプログラムは、RMCセンテンスを抜き出すように作られているのですが、私の持っているGPSでは、先頭が’R’で始まるセンテンスがRMCだけではなく3つあるので正しく動作しませんでした。(RMC、RMB、RTEの3つがあるので、読み出すときには、RTEとなってしまっていました)
ソースプログラムは、実験用の例題を示すために、書籍を読んだときにわかりやすいことを重点に置かれているために、完璧性は低く、実用性の低いものとなっています。書籍に掲載するためには簡潔であることが最も重要なので仕方がありません。GPSから読み出している部分を、’R’,’M’,’C’の3文字を確認するように改めでコンパイルしました。対象のファイルは、「main.c」です。使われない「Gmain.c」というファイルがありますが、これは参照用のようです。
プロトコルスタックの関数の使い方を理解していけば、AVRを使用したUSB接続機器を製作することができるようです。
「超低コスト」の意味は、高価なものを使わないという意味でもありますが、開発にとってもっとも高価な「手間をかけること」を惜しむ、という意味で、「手間をかけていない例題」もしくは、「手抜きのサンプルプログラム」とも理解できます。サンプルの部分は、プロトコルスタックが使えることを示すことが目的なのであって、それを使うプログラムは読者自身が書くものとして扱っているようです。
この書籍は、知らないところにこんなに便利なものがあるということを伝えてくれる、貴重な情報源としての価値であると思います。
書籍に出ている回路を製作するにとどまらず、自分の機器を製作するために活かしてこそ、書籍の本当の価値があると思います。





























コメント