« 秋月、LM338T使用5A安定化電源の製作 | トップページ | センサの素の、リモコン解析機の製作 »

2009年6月15日 (月)

センサの素の、超音波距離計の製作

16f785_usoniclength 書籍「基礎入門センサ活用の素①」では、各種センサをPICマイコンで制御する例を多く収録していますが、ここで使用するPICは、16F785という、OPアンプを2つ内蔵したものを主に使っています。

センサの微弱な信号や、アナログならではの回路を作ることで、マイコンの活用範囲を広げています。

この例は、超音波送受信器を使うことで、反射して返ってくる時間を計ることで距離を測る機器を製作できます。超音波は、40kHzを使用しますが、短いパルスを発生させて超音波スピーカを駆動します。これは、従来のデジタル回路でも出来ます。受信側は、超音波マイクで捉えた信号を、オペアンプ2段で450倍に増幅し、それを全波整流してマイコンに入力します。このオペアンプの回路は、従来のマイコンでは、外付けのオペアンプで行なっていましたが、16F785では、内臓のオペアンプを使用することが出来ます。

短い40kHzのパルスを、超音波スピーカで発振し、それが反射して戻ってきたパルスを超音波マイクで受けることで、それにかかる時間を計ることで距離を計測するようになっています。このような回路は、従来から何度も製作され、キットなどでも発売されていますが、オペアンプ内蔵マイコンを使ったところが新しいところです。

16F785の書き込みは、AKI-PICライタの最近のバージョンアップで可能になりました。書き込みをするためには、8ピンPICとしての書き込みの割り当てとなっているので、8ピンを20ピンのICの形状に変換するアダプタが必要です。といっても、20ピンのうち、先端の8ピンが一致しているので、テクスツールのソケットの先頭の8ピンに連結コネクタをはんだ付けするだけで製作することが出来ます。

使用している部品のうち、3.7Vのリチウムイオン電池を5Vに変換するDCDCコンバータ用のIC(MCP1253-33x50)の入手が困難ですが、マイクロファンの通販で扱っていました。8ピンのSOPなので、はんだ付けも面倒ですが、プリント基板を感光基板で製作すればパターンに合わせて製作するだけで済みます。

薄型のリチウムイオン電池(Li-355SP)は、千石電商で扱っていました。

入手しづらい部品を使っているだけあって、小型のプラケースに小さく収まりました。

« 秋月、LM338T使用5A安定化電源の製作 | トップページ | センサの素の、リモコン解析機の製作 »

製作」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 秋月、LM338T使用5A安定化電源の製作 | トップページ | センサの素の、リモコン解析機の製作 »

フォト
無料ブログはココログ
2016年6月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

USBとマイコンの参考書購入