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2009年4月30日 (木)

秋月、ARMマイコンボードの製作

Arm_cpueva 秋月キットのARMマイコンボードを組み立てました。ARM社のアーキテクチャのARM7TDMIを実装したAT91R40807をCPUとして使用しています。このCPUでは、プログラムを書き込むROMは外付けで、AT29LV1024を使用します。いずれもアトメル社のものです。

ROMライタは、このARMマイコンボードと一緒になっていたものを組み立て、書込みができるようになっていますが、初めはRAM上でプログラムを実行するための「ramdebug.bin」を書き込んでおきます。

サンプルプログラムとして、「sio.c」、「poi.c」、「timer.c」などが含まれていましたが、開発環境によってコンパイルしておく必要があります。

コンパイルには、RAM上で実行する場合と、ROMに書き込んで実行する場合とがありますが、それは、「設定」-「環境設定」で読み込む設定ファイルの違いによります。

RAM上で実行する場合には、設定ファイルとして「RAM_R40807.xml」をロードします。また、ROMに書き込んで実行するには、設定ファイルとして「AT91R40807.xml」をロードします。設定ファイルをロードした後、「クリア」、「コンパイル」とすれば、それぞれの環境に合わせてコンパイルされます。

ARMマイコンボードの組み立ては、PLCC44のコネクタなどをはんだ付けする程度ですが、シリアル通信用にCOM0に、DSUB9メスコネクタを配線する必要があります。このコネクタは付属していません。プログラムをROMに書き込み、「pio.c」などのポートを変化させるだけならなくても困りませんが、RAM上で実行する場合や、「sio.c」を実行する場合には必要です。

その他に、「pio.c」や、「timer.c」を実行するためには、p0~p3にLEDが必要です。また、p4にタクトスイッチが必要です。拡張コネクタをはんだ付けして、ユニバーサル基板にLEDなどを配線しました。

RAM上で実行するためには、AT29LV1024に「ramdebug.bin」を書き込んでおき、COM0でパソコンと接続します。パソコンでは、転送ソフトとして「ARMライタ」を実行します。書き込みを行なうのと同じように、ファイルを選ぶと、ARMマイコンに転送されて実行されます。「sio.c」では、実行した後、COM0に対して、ハイパーターミナルなどを9600bpsにして接続すると、入力した文字を送り返してきます。

「pio.c」では、ARMライタによる転送が終わると、LEDが点灯し、タクトスイッチを押すと消灯します。「timer.c」では、LEDがカウントアップしていきます。

動作が確認できたので、「timer.c」プログラムをROMに書き込んでおくことにしました。開発環境の設定ファイルをROM用にしてコンパイルして、ROMライタで書き込みました。

ARMマイコンボードは3.3Vで動作し、ROMライタは5Vで動作するので、交互に使っていると、間違えないようにしなくてはなりません。

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